海外旅行の準備、まず文法書!

prepare 海外

英語圏以外の海外へ旅行するとき、どんな準備をしますか?旅のプランを考えたり、場合によってはビザをとったり、やることはたくさんありますね。わたしはとりあえず、その国の言語の文法書を読みます。

文法書と言っても分厚い辞書みたいなやつではなく入門用の簡単なやつです。1日に1章とか、そんな悠長なペースではやりません。1日2日で1冊丸ごと、短期集中でパーッと読みます。何回か繰り返して読みます。

もちろんそんなに簡単に理解できるわけがありません。でも頭の隅にほんの少しでも知識があるということが大事なんです。それがあるだけで、現地に行ったときにいろいろなことに気づくから楽しいです。

とはいえ、入門用の文法書を読むという程度の勉強では、コミュニケーションをとることはまず無理。なぜなら、「聞く・話す」というコミュニケーションはスピードが要求される上に、わからないところで引っかかってしまうとその先には進めないからです。なので会話の勉強に関しては挨拶以外、捨てます。

でも目からの情報なら可能。自分のペースでわかるところだけ探せばよいのです。たとえば、駅や通りの標識、お店の看板、レストランのメニューなどなど。

何もわからなければ素通りしてしまいますが、「意味がわかった」ときは本当にうれしくて、その国がもっと身近に感じられます。スマホの翻訳アプリを使わない喜びがあります。

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電車の案内

ちゃんとした看板なら、頑張れば読める。でもレストランの黒板メニューはやっかいです。その国独自の手書きのクセがあり、アルファベット自体が読めない!こちらの想像力にも限界があります。でもこれはこれで、理解不能という状況を楽しむのもありです。

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文法書でざっくり概要を読んだ後に、単語の本とか会話の本に目を通すと、さらに理解が進んで楽しいです。

<単語・会話のおススメ本>
CDブック これなら覚えられる~語単語帳シリーズ(NHK出版)
タビトモ会話(JTBパブリッシング)
旅の指さし会話帳(情報センター出版局)